消費税の軽減税率
平成28年11月18日に消費税の増税が再延期されました。
消費税の増税は凍結ではなく、あくまで延期なので、平成31年10月1日から消費税が10%になる予定です。
増税と同時にスタートすることとなっているものに「消費税の軽減税率制度」があります。
今までの単一税率でなはなく、本則10%と軽減税率8%の複数税率となります。
軽減税率の対象になっている品目ですが、下記の2種類です。
(1) 飲食料品(酒類を除く)
※飲食料品には、外食やケータリング等は対象に含まれていません。
(2) 新聞(定期購読契約に基づくもので電子版を除きます。)
八百屋さん、魚屋さんはもちろんのこと、飲食料品を販売している事業者は多いのではないでしょうか。
対象となる品目の売上・仕入がある事業者は、税率ごとに区分して帳簿作成や、領収書等の発行をしなければならなくなります。
既存のレジ等では複数税率への対応が不安なところですが、新しい設備を取得するにも資金が必要です。
そこで、レジ等へ設備投資を実施した中小企業向けに支援措置(補助金)が設けられています。
・2017年4月17日 配信